福原正行教授 福原ゼミが目指すもの「誰かに必要とされる自分になる事」

『コンテンツは無限大!自分の思いを届けよう!!』

映像ゼミってどんな事をしているの?ということで!
ここでは、福原先生が担当するゼミについて紹介していこうと思います! まずは、担当教員である福原先生について少しばかり紹介を!
学生時代、文学部の美学科で学問という形で研究をしていた福原先生。
しかし、その後に教員として赴いたデザイン系の大学での体験が、それまでの考え方を劇的に変えたそうです。
それは、「学問として学び研究するだけでは創造的ではない!」ということ。
そして、これは映像に限ったことではありません。
この事に気付いた先生は現在、学生と一緒に何かを作るという事を目指して「創作工房教育」に力を入れられています。具体的には、一般社会や企業から仕事をもらい教員と学生が一緒になって取り組む「産学恊働」というものです。
例えば、大手プロダクションのタレントを迎えての制作活動であったり、地元企業と協力しての講座の開講、運営であったり。

そんな福原先生が担当するこのゼミは、方針として「ゼミが一つのチームとして機能する事」を目指しています。 それぞれの役割をちゃんと果たす事が大切です!
では、そのゼミは一体どんなことをしているのか?
映像表現のゼミとされていますが、対象となるものは映像だけではなく「コンテンツ」というものであるならば、それほど制限はありません。
映像もコンテンツの中の一つです。
世の中にある様々なコンテンツの中から、学生それぞれが興味あるもの、好きな事について研究、制作をしています。
今の4回生の中にも、卒業制作として映像とは違ったことを研究、制作している学生がいます。ここでは二人程紹介しましょう。
一人は、モード系のファッションブランドの立ち上げ企画。
ヴァーチャルではありますが、デザインはもちろん服、アクセサリー、その他の様々なアイテムまですべて自分で考え制作し、 企画案も実際のものに近いものができてきているそうです。
もう一人はダンスパフォーマンスの制作研究。
身体性と音楽性を取り込んでのダンスパフォーマンスの制作は、年末の「コンテンツ制作発表会」に向けて進められています。 また、3回生のゼミでは先生から出された課題に沿った活動をしています。
例えば、3Dカメラを使って、どうしたら面白い映像になるのかと考えて撮影、編集をしたり、年末の「コンテンツ制作発表会」 に向けてそれぞれに 役割が与えられたり。

そして先ほどからでてきている「コンテンツ制作発表会」!
! 自分の思いを形にした作品を自分の中だけで完結させるなんてもったいない!
誰かに届ける事、伝え共有する事こそが大切なんです。
そのためにも、誰かに伝え共有する場の一つとしてこの発表会が催されています。
今年で2回目の開催となりました。
こうしたイベントや作品制作を通して「人と繋がるということ=コミュニケーション」が大事であるということを実感し、「誰かに必要とされる自分になる事」を目指し、ゼミ生は研究制作活動に取り組んでいます。